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【記者コラム】松本貴治 悔しさ胸に頂点つかめ

 松山競輪のGⅠ「第69回オールスター競輪」(8月11~16日)は犬伏湧也(31=徳島)がGⅠ初優勝。四国のGⅠ優勝は小倉竜二(50=徳島)以来20年ぶりだった。

 決勝は四国から4人が決勝に進出。石原颯(26=香川)を先頭に犬伏が番手、3番手が松本貴治(32=愛媛)、4番手は佐々木豪(30=愛媛)でまとまった。その中で地元のエース・松本は5着に終わった。
 「力不足です。(作戦は)前受けから基本は突っ張り(先行)で、後は石原君の雰囲気でと。自分が離れてしまったので…」

 決勝当日のスポニチ大阪版は松山オールスター競輪が1面。松本をどーんと取り上げた。スペシャルアンバサダーの「GENERATIONS」白濱亜嵐(33)は小、中学校の同級生。表彰式で最高のツーショットを信じていたが…。夢はかなわなかった。
 「悔しい気持ちはもちろんあります。凄く応援が多くて、ありがたかった」

 松山では13年ぶりのGⅠ。待ち焦がれていたファンは多く、最終日はにぎわっていた。入場者は1万4544人。松山の前回GⅠ、13年2月の全日本選抜最終日は3950人。09年9月の松山オールスター最終日は4039人だった。さらに5月の平塚・日本選手権の最終日(1万3136人)、6月の岸和田・高松宮記念杯の最終日(1万1491人)よりも多かったのは驚きだった。

 開催が終了した夜、松本は白濱と松山市内で合流。その時に厳しい!?助言があったそうだ。「(白濱から)『決勝戦の選手紹介で声が小さい。もっと、はきはき言え』と言われた」と笑いながら教えてくれた。

 今年の残すGⅠは寛仁親王牌(10月9~12日、弥彦)と競輪祭(11月18~23日、小倉)。松本は昨年、どちらも決勝に進みタイトル獲得が近いと感じさせた。
 「ここから、いい流れでいけるように」
 強力な四国の重要なピース。今度こそ、頂点をつかみ取ってほしい。

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